楽団紹介

ヘリオトロープ・ウィンド・シンフォニーについて

2023年夏、「中山先生退任記念演奏会」実現のために、かつての教え子たちが集結。
神奈川県立厚木西高等学校・厚木高等学校・有馬高等学校吹奏楽部の卒業生有志 103 名により編成される。
メンバーの年齢には約 30 年の幅があるが、それぞれの胸に中山先生と過ごした濃密な高校生活の思い出が刻まれている。合奏時には懐かしい話題が尽きず、出身校や世代の垣根を越えて練習を行っている。

指揮 | 中山 鉄也

 厚木高校在籍時に打楽器を始め、東京音楽大学に入学。打楽器を有賀誠門、岡田真理子、野口力、菅原淳の各氏に師事。卒業後は神奈川県の教員となり、秦野南が丘高校、厚木西高校、厚木南高校、厚木高校、有馬高校、藤沢総合高校に勤めた。作曲家のデイヴィッド・ギリングハム、ティモシー・マー、エリック・ウィテカー、デイナ・ウィルソン他多くの作曲家の新作を日本初演し、新たなレパートリーを紹介した。
 1999 年本場の吹奏楽を学ぶために米国のノース・テキサス大学院に留学し、音楽学部演奏学科指揮を専攻。指揮をユージーン・ミグリアロ・コーポロン、デニス・フィッシャー、打楽器をマーク・フォード、クリストファー・ディーンの各氏に師事。奨学金を給付され、助手としてコーポロン指揮のウィンド・シンフォニーのレコーディングに打楽器奏者兼スタッフとして多くの CD の制作に参加し、2001 年同大学院修士課程を修了し帰国。現役中は審査員、他団体の指導、ボディ・パーカッションの講師として青森、三重、岩手、埼玉の小・中・高の教師対象の講習会の指導や、教科書の指導書の執筆なども行った。またバンド・ジャーナル誌では 1999 年から 2002 年「テッチャンの指揮者武者修行」として留学中の体験を連載し、2005 年~2021 年まで「バンド・ミュージック・レパートリー」を受け持ち、アメリカの吹奏楽の新曲を紹介した。
 厚木西高校、厚木高校、有馬高校を指導して、管楽合奏コンテスト全国大会グランプリ、審査員賞、吹奏楽コンクールで東関東大会、アンサンブルコンテストの全国大会出場まで導いた。

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